東京都議会の最大会派「都民ファーストの会」は24日、都の新型コロナウイルス対策条例の改正案を発表した。感染が疑われる人が検査を拒否し、知事の命令にも従わなかった場合、5万円以下の過料を科す内容。30日からの都議会に提出する。 同会派は定数の約4割にとどまり、成立には他会派の協力が不可欠。所属する伊藤悠都議は記者会見で、見通しについて「賛同を得られるよう努力している」と説明し、「『コロナはただの風邪』と検査を拒否する事例を実際に聞く。条例によって調査が円滑に進む」と意義を強調した。
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